2019年3月27日
区長訪問しました。
2014年10月からのべ4,000人以上の市民の協力を得て、福島第一原発事故で放射性セシウムが広がり沈着したと考えられる17都県で土壌採取・測定を行なう「東日本土壌ベクレル測定プロジェクト」が2年半かけて実施され、3,400ヶ所以上の採取測定が実現しました。その測定結果を地図化したものに様々な解説を加え、グラフや表なども収録した書籍『「図説」17都県放射能測定マップ+読み解き集』が2018年12月に完成しました。
千代田区こども守る会でも土壌採取に協力しましたが、これには区の協力が必要でした。
土壌と呼べる土の庭などを持っている住民はほぼいなかったので、区の公園や学校などの土壌採取を許可していただき、測定させてもらったのです。
おかげで千代田区の汚染状況も可視化されたと思います。
区長と教育委員会の学務課長に、感謝の気持ちとともに完成した書籍を贈呈してまいりました。
引き続きの給食等の食材の測定とともに、書籍の内容にも目を通し、気をつけてくださるとのお言葉をいただきました。
白石さんのお話は、事故から28年経ったチェルノブイリについて、事故後に生まれた子どもたちも体調不良ばかりだという厳しい現実を伝えてくれるものでした。チェルノブイリでも事故後明らかに数が多いぞと対策を取り始めた(体育の授業を普通に受けられない子が増えたため、グループ分けをした等)のは5年後くらいからだったそうです。
東京の汚染はウクライナのキエフくらいではないか?とのことで、注意深く見守る必要性を改めて感じました。
2013年4月13日
『内部被ばくを生き抜く』(鎌仲ひとみ監督作品)DVD上映会を行いました。
ご参加の皆様ありがとうございました。
「非常に良くまとまっていて、興味深い内容でした。」等の感想の他、
「先が見えたような、見えなかったような、難しいです。」というご意見もありました。
鎌仲ひとみ監督は答えを与える映画ではなく、客観的な描き方をします。答えを出すのは、一人一人の観客なのです。
一人一人が考えるということの大切さをあらためて感じました。
2012年9月8日
千代田区議の岩佐りょう子さんをお招きして、チェルノブイリに視察に行ってきたお話を伺いました。
2012年8月3日
以下、千代田区長と教育長宛に要望書を提出しました。
1 検出限界値を現行の5ベクレル/kgから1ベクレル/kgへ下げること。
別添1のふじみこども園及び神田保育園の原産地公開表を都道府県庁が発表している放射濃度結果から試算すると、合計76ベクレル及び18.5ベクレルの値となります。それら数値は、園での洗浄、ゆがく等調理方法を考慮せず、単純に検出されている数値を合算したものですが、検出限界値を1ベクレルにすることにより、検出されるのではないかと危惧しています。
【ふじみこども園】:7月23日(月)合計76ベクレル
試算方法:群馬県生しいたけ64ベクレル、青森県産人参12ベクレルの
合算
ただし、その他愛媛県産、大分県産乾燥シイタケからも検出されている可能性あり。
【神田保育園】:7月26日(木)合計18.5ベクレル
試算方法:青森県産人参12ベクレル、千葉県産さつまいも4.5ベクレル、山形県産生しいたけ2ベクレルの概算。
ただし、その他大分県産、宮崎県産、熊本県産、愛媛県産、岡山県産、島根県産乾燥シイタケからも検出されている可能性あり。
2 単品検査を検出限界値1ベクレル/kgで実施すること。
上記2園の1日の食材だけでも放射性物質が検出されている食材が数種類使われています。給食の完成品としての検査でなく、単品についても検査の実施を行っていただきたいと考えます。単品検査として現在希望しているのは、シイタケ及び牛乳やヨーグルト等乳製品ですが、旬の時期に提供されるタケノコ、栗等も危険な食材であることからその都度、ご相談させていただきたいと考えています。
3 上記2において、放射性物質が検出された食材は、今後、使用しないよう配慮すること。
4 その他事項
(1) 放射性物質検査機器の購入と区民の利用を可能にすること。
(2) 汚染された国産小麦を給食のパン等へ使わないこと。
(3) 保育園で提供される麦茶の検査についても実施すること。
(4) 保育園によりお弁当持参の周知の有無等、対応が異なるので全園において対応を同じにすること。
(5) ストロンチウム90等の人工核種の測定を実施すること。
2012年10月
以下、千代田区より回答書を受け取りました。
2012年2月14日
以下、千代田区長と教育長宛に要望書を提出しました。
1 外遊び・遠足・移動教室等、校外学習については、実施場所における放射線汚染状況の十分な事前調査及び保護者へ周知を行うこと。事前調査により不必要な被ばくを受けることが判明した場合、実施場所を低線量地域へ変更するといった放射能対策を十分とること。
2 除染対象は、地上高50㎝で毎時0.23マイクロシーベルト以上とすること。
3 乳幼児健診や学校検診等において、尿検査及び甲状腺エコー検査を実施し、内部被ばく検査を行うこと。
4 千代田区と千代田区こども守る会間で十分な意思疎通を図るため、定期的な意見交換会を実施すること。
2012年3月
以下、千代田区より回答書を受け取りました。
2011年11月12日
区民に開かれた「まちなか懇談会」にて、
区長に直接、放射能に関する不安(給食に含まれているかもしれない放射性物質、通園・通学路にあるかもしれない放射線など)を伝えました。
2011年10月14日
以下、千代田区長と教育長宛に要望書を提出しました。
1) 給食の完成品の放射能測定を是非ご継続頂きたい。
2) 給食の食材の選定にあたっては、できるだけ汚染の恐れの少ない食材を慎重に選んで頂きたい。
3) 計測がまだされていない千代田区内の公園、及び、園・校外活動等で使用する場所については、是非計測して頂きたい。
4) 保育園・幼稚園・小中学校の通学通園路の側溝等の放射能測定を行い、レベルの高い所については、是非除染を行ってもらいたい。
2011年9月16日
食品中の放射性物質を測定するための検査機器の購入を早急に検討していただけるよう、千代田区長と教育長宛に要望書を提出しました。
2011年8月28日
「千代田区こども守る会」を発足いたしました。